やっぱり、この作品は面白いですね。
今回は、式が目覚めた瞬間から橙子との出会いと、全ての原因となる荒耶と3人の異能者の出会い、そして式と荒耶の直接対決の3つが描かれたわけなんですが、式に起こる一連の事件の黒幕たる荒耶との対決がやはり印象的でしょうかね。
何故、回りくどくも3人の異能者に接触し、式に揺さぶりをかけていたのかが、この巻で明らかにされるわけですが、それにしても、中盤にして黒幕が表舞台に登場し、さらに退場してしまうのは、初めて読んだときは、結構意外でしたね。
やはり、黒幕は最後の最後に倒されるという観念があったために、急な登場と退場にはビックリしたというか……
でも、まあ、時系列的には最後の方の話なので、そこまで矛盾はないわけなんですが。
それに、過去に式と黒桐に会ったことがあるという演出があったりしながら、まだ、その話は語られていないなどニクイ演出があるわけなんですよね。
また、3人目の異能者は一体誰のことだというのも謎という、奈須きのこさんは、よくこんな面白い時系列の組み立て方が出来ますね。
さて、来月の下巻で文庫版も終了な訳ですが、分かってても楽しみですね。
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