沈黙にして雄弁とは、これ如何に?
一言も発せずに表情だけで全てを真意を伝えきる、病院坂迷路はどんだけ表情豊かなんでしょう?
今回の病院坂も、なかなかの奇人でしたね。
しかし、タイトル通りに、不気味な感じの作品でした。
とくに真犯人というべき人物の考え方や動機と言えるものが、私には一番不気味でした。
ラストを読むと、人を人と思っていなかったんじゃないのかと、思える部分もありましたし、そのくせに悪意がないと言うのは、一番性質が悪いのではないでしょうか?
まさに、悪意なき犯罪とでも言うべき事件なのでしょうかね?
しかし、ストーリーの展開はなかなか意外でした。
まさに予想外の展開といいますか、私はこのキャラクターは免罪符が存在して、あのイベントが起きるはずはないと思っていたところ、どころか、そんな可能性を考慮すらしなかった為に、結構衝撃的でした。
また、終わり方が尾を引くような感じで、不気味な作品でしたね。
ですが、そんな不気味な感じがいける人には、十分面白い作品だと思います。
少なくとも、私はかなり楽しめました。
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